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3/05/2017

2016 Tax Returnの作業中です。

日本の確定申告を完了させたので、アメリカのタックスリターンの作業をはじめました。

大雑把に言うと日本円でやったことを米ドルで行うわけですが、フォームが違いえばプロセスも違います。そもそもルールが違うから当然なのですが、それでも、収入と支出は、日本の確定申告の計算と同時にタックスリターン用に項目を分類しているので、ピボットを更新するだけです。ある意味山場は超えていると言えます。

手始めに、計算した収入と支出を昨年提出済みのフォームに手書きで加えながら確認してみました。ひとつ違っていたのは、Form 1040NRの基本的な控除(Line40)の金額(一人世帯)が4,000ドルから4,050ドルになっていたことです。アメリカはインフレがあることが前提だから、控除の金額が増えるということですね。日本のサラリーマンの基礎控除は、何年も変わっておらず、金額が小さくても大きな違いを感じます。

賃貸物件の申告についてまとめているIRSのPublication 527の2016年版をざっと読んでみましたが、特に変更はありませんでした。支出をまとめる次は、減価償却の計算がありますが、De Minimis Safe Harborのお陰でほとんどのものを減価償却せずに済むのでとても気楽なのです。まず、新たな減価償却項目が増えにくいです。作っているファイルは、これから数年分の減価償却金額を計算しており、ファイルの計算式を少し書き換えるだけで作業は完了します。

De Minimis Safe Harborに関しては、2016年から会計方針を文書化していていない普通の個人として適用できる金額が、500ドルから2,500ドルに変更されています。昨年交換したカーテンは1,500ドルぐらいでした。古いカーテンレールの交換がメインで、これは改善ではなく修理だと言えるはずですが、それでもその判断をしなければなりません。それが、Safe Harborのお陰で単純明快に費用として扱えるようになりました。減価償却に関わる微妙な判断をする必要がなく、数年に渡る減価償却の計算もしなくてよい、一気に費用扱いにできるのは、とても素晴らしいことです。

今年、やることがあるとすれば、それは、Alternative Minimum Taxの計算プロセスを正確に理解することです。アメリカのタックスリターンの期限は4月15日で、まだ余裕があります。3月の1週目には連邦税と州税の申告書を完成させて送る予定です。

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