覚悟。コンド購入のオファーを決めた理由とは。 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/10/2013

覚悟。コンド購入のオファーを決めた理由とは。

話を単純化すると、3000万円のコンドミニアムを買うには、1000万円の頭金を用意して、2000万円のローンを組むということになります。詳細は、以前のブログを確認してください。実際は、諸費用が2-3%かかります。

自宅のローンを持っていて、更に2000万円の30年ローンを組むとは、夢にも思っていませんでした。今でも無理じゃないかと考えたりします。しかし、無謀とも言えるかも知れないけれど、勝算はないかも知れないけれど、まったくできないことを無理してやろうとしているわけではありません。最後の決心をしたのには、それなりの理由があります。

  1. 円高から円安の流れ
    まずは、為替の動きは大きな要素です。購入を考え始めた時、1ドルは80円でした。1000万円なら12万5千ドルの頭金になります。同じ頭金でも1ドル100円なら1250万円が必要になります。120円になれば1500万円です。持っている資金を有効に使うためには、円高の状態をうまく利用すべきでしょう。
  2. 価格動向
    2013年の春の時点で、アメリカの失業率はまだ7-8%程で高いままですが、景気は戻りつつあります。不動産価格も上昇しています。以前にも書いた通り、ハワイの不動産はリーマンショックの後、業界で考えられていた程下がらずに、価格が戻りつつあります。また、2015年には価格が上昇しているという予測もあります。買うなら価格が戻りきる前が良いに決まっています。
  3. ドル資産
    日本の借金は普通では返せない程に膨らんでいます。個人的には、円資産の将来性については悲観的で、資産の分散を図る必要性を強く感じています。リーマンショック以降、アメリカも大変な時代になっていますが、それでもダウは底値から倍になり、円安を加味すると円ベースでは、2.6倍以上になっています。日本経済と日本円に対する心配を考えると、ドルの資産を持つことは理に適った選択だと思います。
  4. 将来のライフスタイル
    花粉症の季節は、日本を離れた場所で生活したい。というのは、半分冗談ですが。退職後には、1年のうちの数ヶ月をハワイで過ごせたら、素晴らしいと思います。コンドミニアムを持てば、目標が明確になります。また、そういう夢に向かって、もう一頑張りする大きな力になってくれると期待しています。
  5. 実際の負担
    ローンの試算で明確になったのは、まず賃貸の借手が決まれば、持ち出しの金額は、不動産エージェントに支払う管理費程度というのが分かりました。一般にはコンドミニアムを持つのは損で、バケーションレンタルをした方が良いと言われます。確かに、退職後に利用している期間だけを考えれば、その通りだと思います。しかし、購入して長期で賃貸にする期間は、そうとも言い切れません。ローンを組んでも利子などのコストは家賃収入でカバーできるのです。つまり、自分で支払う部分は、元本部分なので、払った部分は資産形成が進むのと同じです。このポイントは、後日改めて書いてみたいと思います。
  6. 10年の時間と信用
    資産形成につながらないローンの金利支払い部分は、家賃で補えるので、実際の負担はほとんどなく、使い道の決まった資産形成に10年の月日が使えると考えられます。また、現役生活がまだ10年あるからこそ、ローンを組む信用が生まれるのだと思います。60才を迎えてからコンドミニアムを買うには、全額をキャッシュで持っている必要があると言えます。その時に、為替、不動産市場の同行、次に述べる金利を含めて、すべてが自分にとって好都合というわけには行きません。10年の時間をうまく利用するには、今がそのタイミングではないでしょうか。
  7. アメリカの金利
    20万ドルの30年ローンの場合、金利が1%上がるとローンの返済額は、月々120-130ドルぐらい多くなります。年間では1500ドル前後になり、30年では返済総額が4-5万ドル程度違ってきます。アメリカの住宅ローン金利は、今非常に低く、外国人が投資目的で不動産を購入する場合でも4%台の融資を受けられます。これは純粋に好機と考えるべきと思います。

条件が揃っている今、まずはコンドミニアムを購入し、実際に自分で使えるのか、投資として機能するのか等々、これらのことを10年かけて考えるチャンスを得たと考えられたので、私はコンドミニアムの購入を決心したのです。

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