コンドミニアムのインスペクション | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/17/2013

コンドミニアムのインスペクション

コンド購入のオファーが通れば、住戸の検査を実施します。検査を専門としているインスペクターが住戸内のチェックをしてくれるのです。

コンドミニアムの検査が完了すると、レポートが送られてきます。電気が付かないとか、水漏れの痕があるとか、コンセントに電気が来ていない、電気製品が故障?等々、住戸内の不具合がないかを調べてくれます。買主は、このレポートを見て、修理をして欲しいところがあれば、買主に要求することができます。AS Is条項と言って、現状そのままの引き渡しという条件が付いている場合が多いようですが、ここで修理または価格の交渉を行う場面があります。

購入したワイキキの物件には、大きな欠陥はありませんでしたが、出てきたものはほとんど修理を要求しました。フルプライスでのオファーということもあって、買主のエージェントが修理をOKしたのですが、買主が強気であったために、全部の要求が却下されてしまいました。問題が軽微であったので、修理費の負担を良しとしたわけですが、重大な欠陥が見つかった場合には、契約が流れることもあり得ます。当然費用が発生するので、予算をオーバーしないかを考える必要も出てきます。このインスペクションの結果で、大きな決断があるかも知れないことを認識しておいてください。

要求はすべて却下されたのですが、電球が点灯することの確認は、売主のエージェントが代わりにやってくれたおかげで、電気周りで修理が発生しないことが明確になったのは、幸いでした。インスペクションの手配から実施までが、4日程度。レポートを受け取ったのは、実施日の翌日でした。結局売主が修理をしないことになりましたが、その後3日程を買主との交渉に3日ほどかかったと思います。契約上は、インスペクションの期間が14日ということで、売買契約成立後この時間の間に、インスペクションの手配から交渉までを行う必要があります。そして、インスペクションが終わると、4000ドルの追加デポジットを送金することになります。

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