クレジットカード会社からの信用状 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/26/2013

クレジットカード会社からの信用状

この信用状は、ハワイに行く時に持参する書類の所で項目としてだけ上げていました。住宅ローンの申請に必要になるので、説明をしたいと思います。

アメリカ人は、過去の金融取引に関してクレジットスコアというものを持っていて、これによってその人の与信が判断されます。例えば、クレジットカードや住宅ローンの支払いなど、規模と返済の期間、実績などによって、お金を貸しても大丈夫か否かを判断されるわけです。皆さんがよく知っているサブプライムローンは、このクレジットスコアが通常よりも低い人達に高めの利息で貸出を行ったものです。

日本でもカード会社が使っている与信情報の機関がありますが、これはカード利用や月賦による商品購入に関する履歴のみのようですから、住宅ローンなどは含まれていないと思います。ですから、アメリカと同じようなクレジットスコアは日本には存在していません。では、日本人がローンを借りる際に、どのように判断されるのか?ということになりますが、ローンオフィサーに提出した書類には、ローンの支払いの記録が残っている銀行口座の履歴が含まれています。

クレジットスコアの代わりになるのが、クレジットカード会社から貰うレターと言って良いと思います。カード利用の代金の支払いに関して問題を起こしたことがなく、信用が高いということをクレジットカードの使用、支払いの履歴にもとづいて証明してもらうわけです。このレターをもらうには、クレジットカード会社のカスタマーサービスに電話をして、「アメリカで不動産を購入するのでクレジットヒストリーを証明するレターを貰いたい」と伝えれば、担当部署に繋いでもらえます。

ローンオフィサーは、書面のサンプルをくれるはずですから、担当部署にさえつながれば、後は、それをファックして参考にしてもらうのが効率的です。私は、レターを2枚用意するのに、両方共がセゾンカードだったので、一概には言えないかも知れませんが、レターに対する費用は不要でした。また、依頼してから1週間もかからないうちにレターが届きました。

では、住宅ローンがなく、クレジットカードも持っていない人はどうするのか?多分そんな人は全てキャッシュで買えるか、ハワイでコンドミニアムを買うなんてまったく考えないかのどちらかだと思いますが、基本的にアメリカは、お金を借りてちゃんと返す人が信用できる人という考え方なんだと思います。クレジットスコアを上げるためにキャッシュで買えるものをローンで返したりもするそうです。日頃からクレジットカードの支払に関しては残高不足にならないように気をつけていますが、こんな時に問題があると後悔することになるので、やはり自分の信用にはくれぐれも注意したいものです。

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