最後の壁を乗り越えるには その弐 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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8/30/2013

最後の壁を乗り越えるには その弐

このブログでは、ハワイのコンドミニアム購入プロセスを最初から順を追って、説明してきました。しかし、最後の一歩が踏み出せないという人にアドバイスの意味で、決断という観点から準備について考えてみるというのが、一連の投稿です。

今日は、「どんな物件が欲しいか明確にする。」ということについて検討してみます。

その壱では、物件の情報を数多く見る必要性について考えました。これは、マーケットを理解しようということでした。実は、マーケットを理解しなければ、自分の希望を明確にできないのですが、これら二つのことは異なる行為です。得た情報を消化し状況を理解することがまず大切で、それとは別に自分に必要な条件を具体化するということです。

このブログで購入対象となるコンドミニアムは、過去の記事にあるのでご参照ください。基本的には、フルキッチンが付いた1ベッドルームのコンドミニアムが対象です。これが最低条件となりますが、他にどんなことを考えておかなければならないでしょうか?

  1. コンドミニアムの広さ: 狭いと長期間の滞在には無理があります。また、広いと固定資産税が高くなります。最低は500スクエアフィートぐらいだと思います。メートル法では、45平米で、30畳ぐらいです。リビングとベッドルーム、キッチン、バスルームということなら狭くはありません。
  2. 眺望: 海が見えると最高ですが、予算的には厳しいでしょう。シティビュー、マウンテンビューと言っても様々です。どういう眺めならOKか基準を決めておくべきとおもいます。眺望には、何階か?ということも含まれます。私は、アラワイ運河と山が見えるのが希望でした。
  3. 部屋のコンディション: 物件情報に表示されています。Excellent、Above Average、Averageなど。天井や壁の塗り直し、カーペットやフローリングの取替などが必要ない物件だと最高です。状態が悪いものを買うと修理費用が高くつきます。
  4. ラナイの有無: ラナイがあるのが理想的ですが、ラナイを優先することで部屋が狭くなるのは避けるべきと思います。ハワイのコンドミニアムは、ラナイを自由に使えるらしく、部屋を大きくするよう改築していて、ラナイがほとんどない場合もあります。
  5. バスタブの有無: 現地の人に貸し出す場合は、なくてもOKかも知れませんが、将来自分が利用することを考えると、バスタブは不可欠ではないでしょうか?私にとってはマストアイテムです。
  6. 洗濯機・乾燥機の室内設置: ローンドリーが共有施設にあるコンドミニアムは珍しくありません。貸し出すことを考えると、洗濯機の屋内スペースは必要だと思います。
  7. 駐車場の有無: これも賃貸として貸し出すことを考えると、重要です。駐車場がある物件は、だいたい住戸に特定の駐車場が付属していて、権利が所有権に含まれています。月々の支払いはありません。
  8. 管理費と固定資産税の額: これは毎月のキャッシュ・フローを考える上で重要ですから、欲しい物件の条件にも含まれます。

これらのことに関して、具体的に考えをまとめておくと決断の際に役立ちます。条件の優先順位を考えておく必要もあります。例えば、少し狭くても眺望が良いのが良いか、その逆か?というようなことです。希望条件を紙に書いておくぐらいのつもりで明確にすいれば、物件が出てきた時に、それが自分が欲しいものか否かを冷静に判断できると思います。

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