ハワイコンドに必要なトラストとは何か? | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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8/01/2014

ハワイコンドに必要なトラストとは何か?

いきなりトラストと言われると拒否反応が起きるかもしれないですね。回り道をして説明します。

皆さん、投資信託ならご存知だと思います。投資信託は、英語で Investment Trust(インベストメントトラスト)と言います。Investmentが投資で、Trustが信託だから、投資信託というわけです。ただ、日本で言う「信託」アメリカのトラストとは同じものではありませんが、本論と反れるので、その説明は省略します。

投資信託というのは、投資家からお金を集めて、それを株式などに投資して運用する金融商品です。イメージとしては、信託は、何かを入れておく箱のようなものと考えるのがよいと思います。投資信託は、箱にお金を集めて、その中で運用するものと理解してみてください。

では、不動産を始めとする資産をトラストという箱を使って、どう管理するか?ということですが、考え方は同じで、自分で箱を作って、その中に資産を入れておきます。不動産の所有者も自分から箱に移すのですが、箱の中にある資産の管理は自分で行います。

普通の日本人の感覚からすると、そんな箱を勝手に作って良いのか?自分で持っているけれど自分の名義ではないのが不思議?と考えるかも知れませんが、トラストという箱は、法律として認められています。そして、法律に則って作られたトラストの箱のなかで起きたことも、法律で保証されています。

また、証券会社などから投資信託を購入するには、目論見書を読まなければなりません。目論見書には、箱に入れられた資金を運用する上で守らるべきルールやコストや分配金の取り決めについても書いてあります。自分でトラストを作る場合は、弁護士に依頼をして、資産管理に関するルールを作ります。そういうことを含めたことが、トラストを作る作業になります。

まだ良くわからない?と思います。最初は理解したことが頭のなかで絵になりません。それでも大丈夫です。今日理解しいていただきたいのは、以下のポイントです。

  • トラストは、自分でつくる箱
  • その中に、不動産などの資産を入れて管理する
  • 持っているコンドの名義は、箱に付けた名前に書き換える
  • 箱だけじゃなくて、管理の方法を書いたルールも作って付ける

続きは次回です。これから1ヶ月はトラストの投稿が続く予定です。


2 件のコメント:

Chevy さんのコメント...

こんばんは。今日も興味深く拝読しております。

小生は前職で、機関投資家(主に年金基金と生保)の資金を運用する不動産ファンド会社におりましたので、信託にはある程度理解しているつもりですが、日本の信託法とはやはりちがうのでしょうかね。受託者は信託銀行になるのではないのでしょうか?勉強になります。今後の展開を楽しみにしております~♪

Maverick63 さんのコメント...

Chevyさん、コメントの確認が遅くなってしまい、大変失礼しました。地味なテーマなので、実はページビューが伸びません。読んでいただいていると思うと励みになります。