トラストを作ると納税はどうなるか? | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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8/20/2014

トラストを作ると納税はどうなるか?

トラストは、箱だと説明をしました。アメリカの法律では、法人として認められています。そして、トラストに入れた資産はトラスト名義に書き換えます。コンドのオーナーは、自分ではなくて、自分が受託者であり受益者となっているトラストになるわけです。

そして、トラスト作って、コンドの名義をトラスト名に変えても、実質の所有は変わりません。そうすると、疑問が出てきます。コンドミニアムをレンタルして得た収入は、どうやって申告するのか?という問題です。トラストが法人ならば、法人としてタックスリターンをする必要があるのでしょうか?

アメリカのIRS(歳入庁)は、トラストの受託者である、実質の資産オーナーが納税義務を負っているという認識を持っています。よって、コンドミニアムをトラストに入れても、通常通り、自分の名前でタックスリターンを行うことになります。

繰り返しますが、コンドの名義を書き換えても、実質的な管理は、本来の所有者のままです。リボーカブルリビングトラストで管理すれば、資産はどのようにでも処分でき、新たな資産を加えることも可能です。税務申告についても新たに法人として行う必要もなく複雑なことにならないので、心配せずに、万一の場合に備えてトラストの設定を考えるのが賢明だと思います。

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