やっぱりAirbnbのホストをやるのは、リスクが高すぎる・・・ | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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3/06/2016

やっぱりAirbnbのホストをやるのは、リスクが高すぎる・・・

ハワイに物件を買ってAirbnbでレンタルしたら、新しいライフスタイルが始められる・・・というセミナーなんか如何にもありそうですが、本当に上手く行くのでしょうか?

日本でも政府が民泊を推進しています。普通に仕事を持っている人が自分の持っている不動産に誰かを泊めるというのは簡単じゃないと思います。それを時差も物理的な距離もあるハワイでやるなんて、とてもリスクが高いと私は思うのです。

ネットでいろんな経験談を拾ってみましたが、コンドを長期で貸すのは場所貸しのビジネスだけれど、Airbnbはホスピタリティの仕事だという意見を読みました。これは、的を射たものだと思います。Airbnbで成功するためには、生活スペースを作る屋根と壁を提供するだけでなく、旅行者に快適性やラグジュアリティを体験させければなりません。設備を整えて、説明書を置いて、近隣の情報を備えて・・・、大家にはアメニティを提供する必要がありませんが、旅行者の期待に応えようとするとキリがないですね。

それと、宿泊するゲストが増えれば、まともじゃない人が出てくる可能性が高くなります。99人は問題なかったし、Airbnbのホストだからこその出会いもあったけれど、100人目のゲストが最悪だったというケース。警察を呼んだり、ゲストがいなくなった後に異様な匂いが家に付いていたことなど、特に、Airbnbが一般的になれば、こういう問題が起きる可能性が高くなるわけで、厳しい現実があると思います。Airbnbがスタートした時は、利用者がコミュニティを形成していたのでしょうが、いまや誰でも利用できる状態で、普通の社会と変わりないでしょう。

上手く回っている限り、何の問題もない。でも、ある日突然予期せぬことが起きてしまう。時限爆弾と同じに見えます。それも、遠く離れたハワイの土地で。起きた問題は誰が解決してくれるのでしょうか?テナント一人だけ持っていて普通に大家をやっていていも、起きた問題を解決するのは、時間がかかります。毎週のように出入りがあって、宿泊者が代わり、何かが起きるかも知れない。それをホスピタリティビジネスとして問題解決する。考えただけでも背筋が凍ります。Airbnbに手を出そうと思った時は、よく考えて結論を出すべきだと思います。甘い考えで始めるとやけどすると思います。利益が出るのは、リスクテイクの裏返しというのは世の常ですから。


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